07:P610ミルオーキー

作者:小川 勇二

P610ミルオーキー

ただの割りばしゴム銃のホールドフックにストッパー役の輪ゴムを後ろ向きにセットすることで、単発銃からセミオート連発銃に変身させる知る人ぞ知るテクニックがある。
かつてこのテクニックがゴム銃協会のメンバーの間で議論された際、ストッパー役の輪ゴムを前に向ければ、弾として有効利用できると言い出した人がいた。
故ボーイさんである。もっともこのテクニック、トリガーの戻し動作で輪ゴムが発射されるため、実際には使いどころが難しく、作品化された例もほとんどなかったと記憶している。
今回、ボーイさんへのオマージュとして、このテクニックを全面的に採用したマシンガンを制作。
それがP610ミルオーキーである。クランクハンドルで回転トリガー(ミル)を回し、割りばしゴム銃のホールドフックに相当する部分を駆動する機構を開発。脱着式の二脚とストックを備えた、いかにも攻撃的なマシンガンらしい外観が特徴である。

P610_2左サイド

大ぶりなミルを収めるために銃の形状には苦心した。


前方斜めから

クランクハンドルは折りたたみ式。左右に付け替え可能。


本体のみ

ストックと二脚を外すとマシンピストルサイズになる。


フル装填

20連発。後ろ向きにセットした輪ゴムは反転して前方へ飛んでいく。


説明画像3
クリックして説明動画へ


全長 630mm
全高 210mm
全幅 100mm
銃身長 200mm
重量 約730g
適合装弾 16番
装弾数 20発
発射方式 クランクハンドル駆動による疑似フルオート。
瞬間解放と傾倒滑射が交互に入れ替わる方式
素材 パイン、MDF、HDF、ブナ丸棒、アサメラ、シナ合板
仕上げ ウレタン仕上げ(ストックのサイドパネルのみ木工ボンド仕上げ)